日本人の骨格上おこりやすい歯列不正で、口元の印象・顔の印象を大きく変える歯並びです。上顎の前歯が前方に突き出すように生えています。

　奥歯でしっかりと噛んでも前歯が噛み合わない状態で、前歯に隙間ができる歯並びです。口の中が乾燥しやすく、口臭の原因にもなりやすいです。

　下顎の前歯が上顎の歯よりもでている歯列不正です。上顎前突とは正反対の状態です。

　歯の生え方がバラバラであり、歯並び全体が崩れている状態です。この状態では、歯磨きもしにくく、非常にむし歯や歯周病になりやすい歯列不正です。発声もしにくく様々な影響をもたらしてしまう可能性があります。

　歯と歯の間に隙間があるので、食べ物が詰まりやすく、虫歯の原因にもなります。乱ぐい歯と同様、発声に影響を与えることもあります。

　矯正装置（ブラケット）を歯の表側に装着し、そこにワイヤーを輪郭づけして歯を動かす従来の矯正治療法です。針金を使うことによって、確実で短期間で矯正できるメリットがあります。

動かす必要がある歯のみに装置を装着する部分矯正も行っていますので、ぜひご相談ください。

　プラスチック製の透明なマウスピースを製作し、それを定期的に付け替えて歯を動かしていくという方法です。透明なので、非常に目立ちにくく、若い女性などにもオススメしています。
　しかし、デメリットとしては、１日20時間近くの装着義務や、歯の移動距離の大きい難症例では行えなかったり、ワイヤー矯正と並行して行うなどがあります。まずは相談ください。

乳歯があるうちから、永久歯がはえるまでに行う矯正治療です。

永久歯はまだ少ないので、歯ではなく、骨を動かす方法です。子供の骨の成長に合わせて行える歯科治療なので、成人矯正よりもしっかりと骨を動かすことができたり多くのメリットがあります。

お子様の歯並びでお悩みがあれば一度ご相談ください。